MotoGP第17戦オーストラリアGPが、2024年10月18日から20日にかけて、オーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで行なわれました。MotoGPクラスにフル参戦する唯一の日本人ライダー、中上貴晶選手(イデミツ・ホンダLCR)は、スプリントレースを14位、決勝レースを18位で終えました。
相次ぐトラブル、「もったいないレース」に
MotoGP第17戦オーストラリアGPが行なわれるフィリップ・アイランド・サーキットは、高速コーナーが連続するサーキットです。中上貴晶選手(イデミツ・ホンダLCR)が得意とするサーキットであり、また、インドネシアGPで投入された新しい空力デバイスは、特に高速コーナーでの旋回性向上を狙ったもの。この空力デバイスが投入されて以降、中上選手を含めた4名のホンダライダーは、少しずつリザルトが上向きになっていました。
ただ、特に金曜日と土曜日の天候は不順でした。フィリップ・アイランド・サーキットにとっては珍しくもない天候ではあるのですが、雨や風に翻弄されることになったのです。
金曜日午前中のフリープラクティス1については、雨により約2時間待機の後、結局中止となりました。その30分ほど後に行なわれたMoto3クラスのプラクティス1が始まるころには、空が明るくなり、セッション中には陽光が差します。
午後のプラクティスでは路面状況が回復し、スリックタイヤで走行することができましたが、「喜べるフィーリングではなかった」と、中上選手は言います。サーキットは今年に向けて路面が再舗装されたのですが、バイクがバンプを拾ってしまうと言うのです。
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トップ画像©LCR Honda
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【MotoGP第17戦オーストラリアGP】中上貴晶選手、エンジンの故障など困難に見舞われるも決勝のペースについては前向き
【MotoGP第17戦オーストラリアGP】中上貴晶選手、エンジンの故障など困難に見舞われるも決勝のペースについては前向き
2024年10月21日掲載(「バイクのニュース」掲載ページでは、記事全文&全6枚の写真がご覧いただけます)
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MotoGPや電動バイクレースMotoEを取材して記事を書く仕事をしている、伊藤英里と申します。
2024年MotoGP第17戦オーストラリアGPでの取材をもとに、書いた記事です。